
朝の石段、静けさのなかで
- info221737
- 6月12日
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朝の散歩道、雨上がりの石段を見上げながら立ち止まる。
一段一段、苔むした石のすき間から顔を出す小さな緑に、なんとも言えない愛おしさを感じる朝。
雨に洗われた空気は澄んでいて、葉の匂いや湿った土の香りがふわりと鼻をくすぐる。
こういう瞬間、日々の喧騒からふっと離れて、自分の呼吸だけに耳を澄ませたくなる。
朝活としての散歩を習慣にしてから、こんな「何でもないけど特別な時間」とよく出会えるようになった。
石段の先にあるのは、目的地じゃなくて、自分と向き合う静かな時間なのかもしれない。
おはよう、今日も新しい一日のはじまり。


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