top of page

朝の石段、静けさのなかで

朝の散歩道、雨上がりの石段を見上げながら立ち止まる。  

一段一段、苔むした石のすき間から顔を出す小さな緑に、なんとも言えない愛おしさを感じる朝。  

雨に洗われた空気は澄んでいて、葉の匂いや湿った土の香りがふわりと鼻をくすぐる。  

こういう瞬間、日々の喧騒からふっと離れて、自分の呼吸だけに耳を澄ませたくなる。

朝活としての散歩を習慣にしてから、こんな「何でもないけど特別な時間」とよく出会えるようになった。  

石段の先にあるのは、目的地じゃなくて、自分と向き合う静かな時間なのかもしれない。

おはよう、今日も新しい一日のはじまり。

 
 
 

最新記事

すべて表示
「フラメンコギターに込める優しさと責任」

皆さん、こんにちは。 今日は読書の中から得た「優しさと責任」というテーマを、フラメンコギターの学びに重ねてみたいと思います。 ① 趣味で楽しんでいる皆さんへ フラメンコギターはまず「楽しい!」が大切です。 楽しく音を鳴らしているとき、自然と自分の気持ちも乗って、音にやさしさ...

 
 
 
小さな優しさと音楽の力

最近、本を読みながら「マイクロカインドネス(小さな優しさ)」という言葉に出会いました。 ほんのちょっとした思いやりや行為が、相手の心を軽くしたり、受け取った自分自身の気持ちまで穏やかにしてくれる。そんな研究結果があるそうです。しかも、それを受け取った人は、また別の人に優しさ...

 
 
 

コメント


bottom of page